
夜のお供に大人の睡眠朗読集
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187 回視聴 ・ 3いいね ・ 2025/06/21
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/ @otonanosuimin
【作品名】
俺は妻よりも義母と2人になりたい...そう思った夜に・・・【朗読/小説/睡眠/BGM】
【ストーリー】
妻よりも、義母と2人きりになりたい。妻の不在で始まった禁断の関係。2人で温泉旅行へ
結婚して五年、俺は妻のさゆりとの生活に違和感を覚え始めていた。彼女は仕事に夢中で、帰宅は毎晩遅い。
週末も資格の勉強やセミナーで忙しく、夫婦の会話は事務的な連絡事項ばかりになっている。そんな寂しさを埋めてくれたのは、意外にも妻の母、りかこさんだった。
五十二歳という年齢を感じさせない若々しさと、落ち着いた物腰が印象的な女性である。夫を十年前に亡くしてから一人暮らしをしているが、寂しさを感じさせない明るさを持っている。最初は月に一度の訪問だったが、いつしか週に何度も顔を合わせるようになっていた。
ある春の午後、俺は仕事を早めに切り上げて帰宅した。妻はまた残業で遅くなるという。一人で夕食を作るのも味気なく、ふとりかこさんに電話をかけてみる。よかったら一緒に食事でもどうですか、と誘うと、彼女は少し驚いたような声で、でも嬉しそうに承諾してくれた。
近所のイタリアン料理店で向かい合って座る。妻抜きで二人きりの食事は初めてだったかもしれない。最初は少しぎこちなかったが、ワインが進むにつれて会話も弾んでいく。りかこさんの笑顔を見ていると、なぜか胸が温かくなるのを感じた。
たくやさん、最近お疲れのようね、と彼女が心配そうに言う。大丈夫です、ただ少し寂しいだけで、と正直に答えてしまった。さゆりのこと、ごめんなさいね。仕事ばかりで。りかこさんが申し訳なさそうに謝るのを見て、俺は慌てて否定した。
それからというもの、妻が不在の夜は、りかこさんと過ごすことが増えていく。時には彼女の家で手料理をご馳走になり、時には一緒に映画を観に行くこともあった。まるで恋人同士のようだと思いながらも、その考えを打ち消そうとする自分がいる。
初夏のある日、妻から衝撃的な話を聞かされた。半年間の海外研修に行くことになったという。キャリアアップのチャンスだから行かせてほしい、と目を輝かせる妻に、俺は複雑な気持ちで頷くしかなかった。正直、寂しさよりも、りかこさんと過ごせる時間が増えることへの期待の方が大きかったのだ。
妻が旅立った翌日、りかこさんから電話があった。たくやさん、大丈夫?一人で寂しくない?その優しい声に、俺は思わず本音を漏らしてしまう。実は、りかこさんに会えることが楽しみで。電話の向こうで、彼女が息を呑む音が聞こえた。
それから毎日のように、りかこさんが様子を見に来てくれるようになった。掃除や洗濯を手伝ってくれたり、一緒に買い物に行ったり。まるで新婚夫婦のような生活が始まったのである。近所の人からは、仲の良い親子だと思われているだろう。でも俺の心は、もっと違う感情で満たされていた。
ある蒸し暑い夜、俺たちは縁側で夕涼みをしていた。団扇で仰ぎながら、冷たいビールを飲む。りかこさんの浴衣姿が艶やかで、目を逸らすことができない。月明かりに照らされた彼女の横顔は、まるで二十代のような美しさだった。
たくやさん、私、最近おかしいの。りかこさんが突然口を開いた。あなたといると、忘れていた何かを思い出すような気がして。女として、まだ終わっていないんだって感じるの。その告白に、俺の鼓動が早まる。
りかこさん、俺も同じです。あなたといると、生きている実感がする。妻といる時には感じなかった、特別な何かを感じるんです。そう言ってしまってから、これは越えてはいけない一線だと気づいた。でも、もう遅かったのかもしれない。
その夜から、俺たちの関係は微妙に変化し始めた。何気ない仕草にもお互いを意識してしまい、目が合うと慌てて逸らしてしまう。でも、会いたい気持ちは日に日に強くなっていくばかりだった。
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