
夜の朗読【秘密の子守唄】
チャンネル登録者数 770人
1076 回視聴 ・ 9いいね ・ 2025/07/08
✨ 心を落ち着ける朗読で、癒しのひとときを✨
この動画では、大人のための短編小説を、穏やかな声で朗読しています。
寝る前のリラックスタイムや、ストレス解消にぜひご活用ください。
📌 おすすめの視聴シーン:
就寝前のリラックスタイム
通勤・通学中の癒しの時間
ストレスを感じたときの気分転換
🔖 関連キーワード:
#睡眠用朗読 #癒しの朗読 #大人の朗読 #短編小説 #リラックス#ヒーリングボイス
🎧 他のおすすめ動画:
/ @himitsunokomoriuta
📅 新作朗読は毎週火・木・土曜日に公開中!
💫その他、新作ができ次第、随時公開していきます!
🔔 チャンネル登録して、最新の朗読をお楽しみください。
いいね、コメントお待ちしております!
チャンネル登録していただけますと、励みになります。
↓
/ @himitsunokomoriuta
【作品名】
罪なら、今夜だけでいい・・・もう一度だけ…って言って……
【ストーリー】
大学時代のゼミの恩師、田中教授の還暦祝いが開かれたのは、都内の格式あるホテルの宴会場だった。卒業してから二十年という月日が流れている。俺は会場の入り口で名札を受け取りながら、胸の奥で小さくざわめく何かを感じていた。
「たくやさん、お久しぶりです」。
振り返ると、同じゼミだった男性陣が次々と声をかけてくる。みんなそれなりに年を重ね、貫録がついているが、あの頃の面影は残っていた。
「あ、けんじさん。ひろしさんも。本当にお久しぶりですね」。
俺は営業で鍛えた愛想の良さで応答する。実際、懐かしい気持ちもあるし、久しぶりの再会は嬉しかった。ただ、心の片隅では、ある人の姿を探している自分がいる。
会場内に入ると、教授を囲んで既に十数名の同期たちが集まっていた。男女問わず、みんな立派な大人になっている。結婚して家庭を築いている者がほとんどで、話題も自然と子どもの話や仕事の話が中心になっていく。
俺も妻のことを聞かれれば答えるし、息子の大学受験の話もする。それが今の俺の現実であり、満足している部分もある。けれど、どこか心が上の空になっているのは、まだ彼女の姿を見つけられない
コメント
使用したサーバー: directk
コメントを取得中...